2019/03/08

新宿の開発予定から考える建設業界の需要について

新宿は日本の中心的な都市の一つであり、新宿駅を中心に多くの商業施設が集まるエリア。
西側には高層ビルが立ち並び多くの大手企業が拠点を構えており、東側は繁華街としても知られており、大きな商業施設が複数立ち並んでいます。

本記事ではそんな新宿の今後の開発予定についてまとめながら、建設業界の需要について言及していきます。

  1. 【目次】
  2. ■ 2040年に向けた新宿グランドターミナルの再編
  3. ■ JR線路上空におけるプラザ・テラスの整備
  4. ■ 老朽化しているインフラの整備
  5. ■ 【まとめ】新宿を含む都内における建設業界の需要は今後も期待できる

2040年に向けた新宿グランドターミナルの再編

2019年以降の新宿の開発予定として注目しておきたい計画の一つに、新宿グランドターミナルの再編があります。新宿グランドターミナルとは新宿駅を含む新宿駅直近地区を指しており、本計画は回遊性の向上や周辺住民との交流を目的として新宿区が整備している計画でもあります。
そして本計画で注目しておきたいポイントは、2040年という非常に長期的な計画であることです。少子高齢化や外国人材の受け入れが継続することを考慮すれば、2040年の新宿に求められる機能や役割は大きく変化している可能性があります。

少子高齢化が都市部への人口の集中を導く結果となれば、居住区の充実なども重要な課題の一つとなります。本計画はそういった社会的な変化に対応するための新宿区のまちづくりを含めた計画でもあります。グランドターミナルの再編が長期に渡る計画であることを考慮すれば、新宿駅直近地区の建設需要は今後も当面は見込むことができるといえるでしょう。

参考:新宿区「新宿グランドターミナルの一体的な再編に向けて」

JR線路上空におけるプラザ・テラスの整備

前述のグランドターミナルの再編計画の中には、新宿駅グランドターミナルの顔となるプラザ・テラスの整備も含まれています。プラザ・テラスとは、地下からデッキを結ぶ役割を果たし、建物だけでなく広場も含んで建設されることが予定されています。
この工事が進めば人の動きが立体的に捉えることができることを、新宿区が公表している「新宿の拠点再整備方針(案)」に明記されています。このような構想が実現すれば新宿駅のイメージは今後現大きく変化することが期待できます。

また2019年現在の新宿区は、ターミナルとしての機能を発揮していますがデザインが優れているとはいえません。
しかしプラザ・テラスの構想には新宿の町を見下ろすビュースポットを複数個所設置することが含まれています。広場には建物だけでなく、若干の木々や植物も取り入れることがデザインとして公表されているため、新宿駅でも注目されるスポットになる可能性が高いといえるでしょう。

参考:新宿区「新宿の拠点再整備方針(案)」

老朽化しているインフラの整備

新宿の今後の開発予定には老朽化しているインフラの整備もあります。新宿駅は複数の路線が停車駅を有する新宿区における、ターミナルとしての機能を有するエリアです。そして新宿南口には巨大なバスターミナルもあるため、交通アクセスの良さとしては国内トップクラスであることは間違いありません。

そんな新宿駅では老朽化したインフラの整備による工事の需要が発生することが期待できます。インフラの老朽化による事故やトラブルが生じることは、新宿駅のイメージを低下させることにもなりかねません。ターミナル機能を有する都市として、インフラ老朽化によるトラブル回避は最も注力すべきところでもあるといえるでしょう。
またIoTの推進などの影響でこれまでにはない新しい機能が工事に取り入れられることになれば、その技術が都市計画に含まれる可能性は充分にあると考えることができます。

【まとめ】新宿を含む都内における建設業界の需要は今後も期待できる

ここまで新宿区の開発予定を紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。新宿グランドターミナルの再編という大規模な工事があることから、新宿エリアにおける建設需要は今後も期待できると考えることができます。

また先に述べたように、少子高齢化は都市部への人口の一極集中へとつながる可能性も指摘されています。つまり少子高齢化が地方の人口減少を招きますが、新宿などの都市部は今以上に人口が集中する可能性もあるのです。
このようなことを考慮すれば、新宿は新宿グランドターミナルの再編に限らず、住宅に関連する建設需要も見込むことができるといえるでしょう。

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